このサイトではユニフォームレンタルに対応した国内の30社から、衛生管理において一定の基準を満たしていることを示す、RAL認定や日本リネンサプライ協会衛生基準認定、ISO認証等を取得しているかを調査しました。
今回調査した30社の中で半数以上は認定がなく、2つ取得している企業は3社のみ。
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ユニフォームは清掃業務を行ううえで、必要不可欠な備品です。しかし清掃スタッフの場合、業務内容的に汚れることも多くなり、頻回にクリーニングが必要になります。そのため自社でユニフォームを管理するのは非常に大変になってくるので、ユニフォームの管理を一括で任せることができるレンタル業者に依頼するのもアリです。
このページでは清掃スタッフ服のユニフォームレンタルをしている企業の中で、6社を厳選して紹介します。各社の特徴や取り扱っているユニフォームの種類、導入スピードなどをまとめたので参考にしてください。
| ユニフォームの種類 | 導入スピード | 臨時集配 | |
|---|---|---|---|
| アラマーク | 200種類以上 | 不明 | 要相談 |
| エスケーユニフォーム | 不明 | 不明 | - |
| 東急リネンサプライ | 不明 | 不明 | - |
| 新日本ウエックス | 数万種類に及ぶ カタログ商品からのご提案 |
不明 | 要相談 |
| 白洋舎 | 不明 | 不明 | - |
| 武蔵屋 | 数万種類に及ぶ カタログ商品からのご提案 |
最短2週間 | 可能 |
北海道から九州まで全国の主要都市に事業所を構え、ユニフォームに関して深い知識のある専任の営業担当者が配置されています。またレンタルに関する業務の専任スタッフは、独自の研修プログラムを修了した正社員が担当。ユニフォームのレンタル業務から販売、オリジナルのユニフォームの作成など、さまざまなユニフォームサービスをトータルで携わっているからこそ利用者のニーズにしっかりと応えてくれます。
ユニフォームの運用や、オリジナルデザインのモデルチェンジ、異物混入対策などの衛生管理など、作業環境やコスト、企業のイメージなどに適した提案を実施しています。
ユニフォームを管理する場合、在庫の枚数や稼働枚数、サイズ、クリーニングの有無など、さまざまなことを管理しなければなりません。また適正な価格でユニフォームを管理しているかどうかも重要な業務になるでしょう。アラマークであれば、ユニフォームの準備・在庫管理・引き下げ・貸し出し状況などユニフォーム管理は全て対応可能。業務負担が軽減できるだけでなく、利用状況が明確になり適正な在庫枚数も把握しやすくなり、予算を適正化できます。
アラマークユニフォームサービスジャパンは、1988年にアメリカの総合アウトソーシングカンパニー「ARAMARK」と、「三井物産」「エームサービス」の業務提携によって誕生した会社です。ユニフォームのレンタル事業に特化しており、丈夫で機能性の高いユニフォームの企画やサービスの提供、自社工場によるユニフォームの洗濯までトータルマネージメントを実現しています。全国にサービス拠点を展開し、どのエリアでも同じサービスクオリティを実現する体制を完備。全国どのエリアであっても、快適なユニフォームレンタルのサービスを提供してくれるでしょう。
清掃スタッフのユニフォームと言っても、さまざまなタイプのものが販売されています。それぞれのユニフォームで着心地や機能性、快適性、デザインなどが異なるでしょう。せっかくユニフォームとして選ぶなら、会社のブランドイメージなども考慮して選びたいはず。エスケーユニフォームでは、ユニフォームレンタルの相談をしたら清掃スタッフのユニフォームカタログを迅速に届ける対応を実施しています。企業のイメージに合ったデザインも選べるため、希望に合うユニフォームを着用できるでしょう。
ユニフォームレンタルを行う企業の中にはユニフォームの管理だけに対応し、クリーニング業務は外部の工場に委託しているケースも少なくありません。外部の工場に任せることは決して悪いことではないのですが、どうしても中間マージンが発生してしまい、余計なコストが発生する可能性が高くなってしまいます。エスケーユニフォームでは自社の工場が完備されており、その工場でクリーニングやユニフォームチェックを実施。ただ綺麗にするだけでなく、ユニフォームのボタンが取れていないか、ほころびなどがないかどうかなども入念にチェックしたうえで、ユニフォームを提供しています。
ユニフォームの費用が適正かどうか、はっきり分かっていない企業も数多くいます。それはユニフォームの適切な在庫枚数を把握することが難しく、余計なストックを抱えているケースもあるからです。エスケーユニフォームに依頼することで、定期料金制を採用しているため毎月決まったコストしかかかりません。コストも明確化でき、業務負担も軽減できるなどのメリットがあるでしょう。また定期的にクリーニングも行ってくれるので、いつも清潔なユニフォームで仕事ができるためスタッフのモチベーションアップにもつながります。
ユニフォームレンタルを利用する企業が抱えている悩みは、それぞれです。ユニフォームに関する業務負担を軽減したい、予算をとにかく抑えたい、清潔なユニフォーム管理が難しいなどと言った悩みが考えられます。東急リネン・サプライでは利用者が抱えている悩みを解消するためのプランニングを実施。悩みに適したサービスを展開することによって、ユニフォームレンタルを利用して良かったと思ってもらえるように、稼働や福利厚生、品質管理など幅広い要望に対応しています。
東急リネン・サプライは東急グループのひとつです。東急グループは2021年3月時点で230社5法人からなっており、交通・不動産・生活サービス・ホテル(リゾート)の4つの事業を実施。それぞれのグループ企業がネットワークでつながり、それぞれの業務を支え合いながらサービスを提供しています。そんな東急リネン・サプライは全国に拠点を構え、協力工場でネットワークを構築。それぞれの工場が連携を図ることもできるため、もし災害などが発生したときも、迅速に対応することができるでしょう。
自社のロゴを付けたスタッフが清掃業務を行うことで、企業のアピールができます。ありふれたデザインではなく、あえてオリジナルのユニフォームを制作するメリットはあります。東急リネン・サプライではオリジナルユニフォームの制作もサポートしており、デザイナーが企業の要望をヒアリングしたうえで、用途や予算、イメージなどを踏まえてデザイン。機能性だけでなく、デザイン性にも優れたユニフォームを提案してくれます。そのためユニフォームで企業のアピールができ、スタッフの統一感も生まれるでしょう。
近年、企業のシステムを「見える化」するためにITソリューションを活用するケースも増えてきています。ユニフォームレンタル事業においても同様の動きが盛んになっており、ユニフォームの管理体制の新たな仕組みとして用いられるケースが多いようです。新日本ウエックスでは独自に開発したITソリューションを活用し、200万アイテムのユニフォームなどのリネンを徹底管理。リネンの資材管理・着替えの実績・利用回数・補修の履歴・入退室の記録を見える化することで、正確なユニフォームの在庫数や本来必要な枚数などを明確に把握することが可能です。またリネンIDは利用者個人の情報と一緒に管理することで、ユニフォームの稼働状況も把握しやすくなります。さらにデータ自体は、ネット上で簡単にチェックできるのも便利なポイントです。
ユニフォームを自社で管理するのではなく、レンタルすることで業務の負担が軽減されるなどのメリットが挙げられます。しかし洗濯や配送に何らかのトラブルが生じれば、ユニフォームが届かずに業務に支障をきたしかねません。そのためユニフォームのレンタル業者は慎重に選ぶことが大切です。新日本ウエックスでは18の事業所拠点を構えているほか、19の自社の工場を運営しています。自社のトラック・ルートセールス網によって、確実な納品を実現。地震など災害が起きた際も遅延を抑えるためのリカバリーも柔軟に対応可能です。
社内に研究開発のラボを保有している新日本ウエックス。自社の研究開発ラボでクリーニングの適合性や耐久性を事前にテストすることができ、運用によって発生する可能性のあるトラブルを少なく抑える企業努力をしています。また万が一、品質などのトラブルが発生したときは科学的な原因を究明することも怠りません。そのため再発防止につながり、高い品質のユニフォームを提供してくれるでしょう。
白洋舎ではバーコードラベルとICチップを導入し、ユニフォーム管理を徹底しているという強みがあります。ICチップは欧州などの海外で使われており、豊富な実績と信頼性のある工業洗濯用ランドリーチップのことで、白洋舎では1999年より導入してきた実績があります。ユニフォームの種類やサイズ、素材だけでなく、部署・個人番号・氏名・洗浄・仕分け方法・入出庫履歴・クリーニング回数などさまざまな情報を管理することが可能。メンテナンスや在庫の管理などが行いやすくなります。
白洋舎の強みとしてISO22000を取得している点も挙げられます。異物混入を防止するための対策や、設備改修、衛生規範の再構築などを実施し、ユニフォームレンタルの横浜工場や明石工場でHACCPの概念に基づいてクリーニング工場が抱える危険因子を分析・管理しています。さらに外部の専門会社の衛生診断を定期的に実施。ユニフォームの微生物検査や手指のふきとり検査、食品衛生7Sチェックなどを行い、日々の業務に活かしています。
ユニフォーム管理に対する悩みは、企業の状況や仕事内容などによって変わってきます。汚れたままの従業員を減らしたい、身だしなみを徹底させたい、ユニフォームの紛失をなくしたいなどさまざまな要望を、白洋舎ではしっかりヒアリングし、適切なサービスが提供できるようにサポートを実施。ユニフォームレンタル会社として、ユニフォーム管理に対するトータルサポートを行っています。
武蔵屋は全国に展開しているユニフォームレンタル業者ではなく、関東近郊エリアに限定してサービスを展開している会社です。あえて関東近郊に限定することによって、迅速に対応できる体制を実現。群馬県の藤岡工場と埼玉県の上尾工場の二つを完備し、工場近郊のエリアであれば毎日集配することも可能です。また長野県や山梨県の一部エリアでは自社配送にも対応しており、より充実したサービスを提供可能。また協力工場も複数存在しているので、対応エリア外であってもサービスを提供できるケースもあるので、問い合わせてみると良いでしょう。
規模が大きな会社であればあるほど、ユニフォームを管理するのは大変な作業。しかしユニフォームをしっかり管理できなければ、余計なストックを抱えてしまう、適切なクリーニングが行えていないなどの問題も発生してしまいます。武蔵屋のユニフォームレンタルの場合、ユニフォーム管理システムを導入しており、ユニフォームにバーコード・ICタグを装着。入出庫管理を徹底することによって、ユニフォームの稼働状況などを把握しやすくなります。その結果、適正なユニフォームのストック数なども明確になり、コストダウンを図ることも可能です。
業種や企業の状況によって、求めるサービスの内容は変わってきます。たとえばサイズごとに貸与してもらいたいケースもあれば、個人ごとに貸与してもらいたいケースもあるはず。武蔵屋では、どちらのケースにも対応可能です。サイズごとであれば勤務者の入れ替わりが早い職場に適しており、必要なだけの枚数をレンタルできるため経費削減が可能です。従業員一人一人の体形に合ったユニフォームが使用できるので、スタッフの働きやすさにつながります。どちらのサービスを選択するかは自由なので、予算や状況などに応じて検討してください。
このサイトではユニフォームレンタルに対応した国内の30社から、衛生管理において一定の基準を満たしていることを示す、RAL認定や日本リネンサプライ協会衛生基準認定、ISO認証等を取得しているかを調査しました。
今回調査した30社の中で半数以上は認定がなく、2つ取得している企業は3社のみ。